済生会吉備病院 ホーム > 当院のご案内 > 院長挨拶

|理念・基本方針|院長挨拶|病院概要|施設案内|「患者さんの権利と責務」について|
このたびの東日本大震災に際し、亡くなられました多くの方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災され今なお困難な生活を続けておられる皆様に心よりお見舞い申し上げます。
全国各地から支援の手が差し伸べられましたが、当院からは私が岡山済生会総合病院の医療救護班に加わり被災地で活動させていただきました。3泊4日という短い期間でしたが現地の惨状を直に見るにつけ、また、日々余震の恐怖を体験するにつけ、一日も早く地域が復興し安心な生活が戻ってくることを心より願わずにはおれません。
さて、済生会吉備病院は今年、開設後6年目を迎えますが、その母体である済生会は今年創立100周年を迎えました。明治天皇からのご下賜金を基に済生勅語*にある「施薬救療**」の精神で100年の間、医療に介護に携わって来ました。済生会吉備病院では全国の他の済生会病院と同じく、低所得の方には無料低額診療を行うとともに、なでしこプラン2010としてホームレスの方などに医療相談を行っています。
この1年間、吉備病院としては開設以来リハビリテーションに力を入れてきましたが、スタッフの人数も増加しさらに充実してきています。透析も月水金の2クール目の人数も次第に増え地域の透析患者さんの利用とともに、リハビリが必要な透析患者さんの入院も増えています。また、地域の先生方からは多くの患者さんのご紹介を頂き誠にありがとうございました。外来患者さんはもちろんですが、入院患者さんも空床のある限りできるだけお待たせすることないようにお受けするよう努めてまいりました。まだまだ十分とはいえないかもしれませんが、「地域に親しまれ信頼される病院」をめざして、一層の病院機能の充実を図ってまいりたいと存じます。今後ともご支援ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
平成23年6月
院長 高田 眞治
*:1911年2月11日済生会設立に際し明治天皇より出された勅語のこと。このとき皇室よりの下付金150万円が出された。
**:『若夫レ無告ノ窮民ニシテ醫藥給セス天寿ヲ終フルコト能ハサルハ朕カ最軫念シテ措カサル所ナリ乃チ施薬救療以テ済生ノ道ヲ弘メムトス』(もし国民の中に、生活に困窮して医療を求めることもできず、天寿を全うできないものがあるとすれば、それは私が最も心を痛めるところである。これらの人たちに薬を与え、医療を施して生命を救う――済生の道を広めたいと思う。)